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2015.09.30

[キャンパス移転]捨てる、また、捨てる、そしてまた、捨てる

 研究室の面積は約1割減なので、いろいろ捨てていかないとHキャンパスの部屋にはおさまらない。建物を新築したときに棚や机などの物も新しいものが入ったという話を昔は聞いたことがあるが、そのようなことは今回のQ大学R学部の移転では基本的に無い。向こうに新しいものが入っているから古いものを捨てていくのではなく、入らないから捨てていくという表現が適切である。だから、”これを持っていくのか”と言われそうな、古く、見た目、いたんだ(見た目だけでないこともある)物でも、持っていくこともある。
 R学部では、捨てるものの置き場所に次々と物を持ってくる人、というのが日常風景である。

いまより不便な所に引越すのに狭くなるのか、と聞かれれば、単に”その通り”とか”然り”ではなく、”その通り過ぎる”、とでも答えるのが適切に思える。

 1割減と言ったら、R学部の教員からお叱りを受けたことがある。移転先のIキャンパスの建物は、今のHキャンパスの建物に比べて、天井が低いので、棚などはつかえてそのままでは持って行けないものもある。体積を考えれば90%では済まないというわけである。面積でなく空間という意味ではその通りだろう。

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