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2008.10.09

[本]『貧民の帝都』

 題名と帯などを見て、もしやと思い『貧民の帝都』(塩見鮮一郎著、文春新書)を手にとって見た。高校に通っていたときに毎日のように通っていた新宿の一角について載っているのではないかと思った。ぱらぱらとめくっていくと、「新宿駅南口の大スラム」という見出しで出ていた。いまの新宿4丁目にあたる一帯で、新宿駅から5分とかからない。旭町というのだと高校当時聞いた覚えがある。『貧民の帝都』に載っている図でいえば、甲州街道の地下道をくぐり(信号によってはくぐらないときもあったが)バンザイ横丁という道を通って高校に通っていたことになる。
 もう10年以上前になるのだろうが、高島屋(タイムズスクエア)ができてから大きく変わったと聞いて、行ってみて驚いたことがある。
 こちらのサイトによると、『1990年代初め頃、旭町は・・・(中略)・・・とてもじゃないけど「女の子」が入り込める状況ではなかった』とのことである。私が高校に通っていたのは、1970年代になる。

(以下は10月11日加筆)
このあたりはかつて、林芙美子の小説『放浪記』に登場することでよく知られていたらしい。私が高校生の頃、すでに『放浪記』は、”以前はよく読まれた”小説だった。
 『新宿裏町三代記』という本がこの地域の昔について詳しいとのことである。

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コメント

姉ちゃん屋の通りは、”仲通り”と昔言ったと『貧民の帝都』には書いてありました。

投稿: A1 | 2008.10.10 22:16

姉ちゃん屋のあたりもかわりましたが、どうやら姉ちゃん(もう、おばちゃん)も元気とのことです。僕はテニスの練習の後、1リッターのコーラを一気に飲み干していました。ここにはお釜さんがいっぱいいるとかいう噂がありましたね、そうそう、なぜかトルコ風呂も多く、どうみても文教地域ではなかったですね。高島屋も阪急阪神と統合するようで、どんどん変化して、飲み込んでゆくのが新宿かもしれません、リーマンもAIGも無かったようにまた増殖するのでしょうかね。

投稿: sugaya | 2008.10.10 13:59

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