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2007.12.02

[その他]福岡国際マラソン

 今日は福岡国際マラソンである。ほとんどマラソンの世界選手権という位置づけの大会だったこともあり、私のような年齢層には、マラソンといえば福岡国際をすぐ連想する人も多いだろう。福岡国際といえば、1960年代に世界ではじめて10分を切ったクレイトン、1970年代に4連覇のショーター、そして、”雨の福岡”の中山だろう。クレイトンの頃は、雁ノ巣折り返しだから、やはりとんでもない記録である。
 そろそろ、オリンピックの代表決めの時期になってきた。私の印象でこれまでに一番強烈だったのは、ソウルオリンピックの男子マラソン代表選考、”雨の福岡”である。どしゃぶりにもなり気温は低かった。複数レースで代表選考するとどうしてもすっきりしないから、福岡国際での一発勝負、一発選考と言われる中で、当時の有力候補の一人であった瀬古は走らなかった(中山が、自分なら這ってでも出ると言ったのが、いわゆる”這ってでも出てくるべきだ”発言)。中山の走りは見ていて鬼気迫るものだった。あとで中山は、瀬古が出ないので誰もできないことをしなければオリンピック代表になれないと思ったという内容のことを言っている。(結局、別レースが代表選考会に指定され、瀬古は代表になった)。
 オリンピックの3位と4位のあいだには不思議な極端な評価の差がある。階段型の評価関数であるかのようだ。中山はマラソンで4位2回である(男子マラソンでの2回連続入賞はたぶん中山と君原だけ)。
 ”雨の福岡”に続く迷走の伏線というか遠因は、モスクワオリンピックへの不参加だろう。モスクワオリンピック前後の瀬古は本当に強く、負けそうな感じがしなかった。そして後から見ると、モスクワオリンピック前後が瀬古の頂点だった。瀬古はもちろん、いわゆる幻の代表だった。イタリアやオーストラリアだったら(オリンピックに参加したから)、瀬古はモスクワのときにメダルを取れていた可能性が大きい。
モスクワオリンピックのテーマソング?はジンギスカンの「めざせモスクワ」だった。
 さて、今の家は、福岡国際マラソンのコースの最寄り地点(香椎参道の折り返しそば)まで徒歩5分ほどである。交通規制の予告が出ているが、千鳥橋から香椎参道(折り返し)の間の規制時間は1時間半ほどのようである・この間を往復1時間半みればいいのだから、トップレベルのマラソンランナーは、速い。

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