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2007.11.06

[本]『動物生理学』

 ”この本が訳されると便利なのだが・・・”と思う本がときどきある。シュミット=ニールセンの『動物生理学』もそういう一冊だ。 呼吸とエネルギー代謝、温度と体温調節、水と浸透調節などは原書のときにも読んで助けられた記憶がある。”翻訳待望の一冊”で、入手してからほとんど毎日のようにどこかのページを読んでいる。
 生理学は、制約条件の理解にもつながる、動物の生態学や動物行動学を学んだり研究したりする者にとっての必須の基礎知識である。この本は単に生理学の代表的教科書というにはとどまらない。とくに一般的な原理とそれぞれの動物の特徴(カバー裏の日高さんの解説文では”それぞれの動物たちの独創”と表現されている)の両方に目配りして書かれており、必要な基礎知識だから勉強しなくては、と読み始めて、次々先を読んでしまう。動物生態学者や動物行動学者にとっては、二重の意味で必読と言えるだろう。


 なお、原書を読んだ方にとっては(この訳書を読んだ方にも)明らかだと思うが、以前、岩波書店から出版されていた『動物の生理学』とは分量も大きく異なる別のものである。

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