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2006.12.15

[その他]教壇から落ちそうになる

 授業(講義)をしていて、教壇から落ちそうになったことが何回かある。普段使っていない講義室でどこまで教壇があるのかよくわかっていなくてうっかり落ちそうになるということもあるが、教壇に人がたくさん乗ってきて落ちそうになるというのも1つのパターンである。今までの経験では、授業の終わりごろに、その講義室が次の授業でも使われる場合に起こりやすい。典型的には以下のように起こる。授業が終わる5分から7,8分前といったあたりで、講義室に人が次々入ってくる(もちろん私はまだ授業をしている)。入ってきた人々は教壇にあがり、黒板(当然、教室前方の、である)になにかを書いていく。教壇の上は過密状態になり、私(その授業をしている講師[ここでの講師は職階ではなく授業者の意味で使っている])は落ちそうになる。
 このとき、教壇にあがってきた人々が、黒板に何かを書くことについて私に許可を求めることは(少なくとも今までは)ない。ただ、私が授業で説明するために黒板に書いていたものを「消していいか」と許可を求められたことはある(私の授業はまだ終わってはいないのだが)。また、私が授業で説明するために黒板に書いていたものを「消してくれませんか」と要求されたことはあるー私の授業はまだ終わってはいないのだが。
 ここまで書くと何が起こっているのかわかったという方も少なくないだろう。同じ講義室の次の時間の授業では何か課題が出ていてその答を授業開始時には黒板に書いていることが求められているのである。その課題を出した、おそらくは次の授業の講師は少し早く教室に来られるとよい。課題が、前の授業中に講師を教壇から落としそうな勢いで熱心に遂行されているのを見て、深く満足されるであろう。
 少し前にもそのようなことがあったので、うるさがる人(学生と思われる)に聞いたところ、やはり、次の授業では課題が出ていて、しかも1つの問題は一番最初に黒板に書いた一人だけが答える権利があるらしい(過密状態の立ち話なので厳密には少しちがうかもしれない)。
 大学で授業をしていると学生が講師に一定の敬意を払ってくれるように見えることがあるが、これは単位の認定権がその講師にあるからである、とはよく言われる仮説である。教壇から落ちそうになる経験はこの仮設を支持していると言っていいだろう。

 ところで、古い校舎などでは教壇が高いことがある。そういうところでは落ちると足を痛めるかもしれないから、授業の終わりごろに教壇に人がぞろぞろ上がってきたら、すかさず避難した方がいいかもしれない。なお、私が所属している学科自体の授業では、学生諸君と顔なじみで私を落としてはかわいそうだと思ってくれているのか、そういうことはまだ起こっていない。

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コメント

ふーむ,世の中にはそういう大学もあるんですね……
何だかよくわかりませんが,後期授業が終了するまで
カラダをこわされないようにしてください.

投稿: 久保 | 2006.12.21 21:35

 時間があいてしまってすみません。出かけておりました。まだ授業をしているのだと言っても効果はありませんでした。

投稿: A1 | 2006.12.20 21:44

「教壇から落ちる」より「前の授業が終わってないのに板書回答する次の授業の参加者たち」に不気味な不条理感ありますね……
この場合,「この授業はまだ終わってないんだから,授業妨害するな」といった対応は不可能なんでしょうか?

投稿: 久保 | 2006.12.16 22:01

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