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2006.11.26

[九大]『大学研究の困窮 顕著』

 科学新聞の見出しである。 「配分研究費が大幅減少」「法人化以来、厳しい状況続く」「あまりにも貧しい大学研究室の実態」というフレーズからだけでも内容がうかがえるだろうが、九大もそうである。しかも、来年度以降はもっと凄くなりそうである(”きびしく”よりも酷い状態をあらわしたつもりです)。いろいろある上に困窮もそろうのか・・・

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2006.11.25

[統計][本]All of Nonparametric Statistics

 題名を訳すとすれば、”ノンパラメトリック統計学のすべて”というところだろうか。なんだかすごい題名だが、その通り、一冊でノンパラメトリックな推論の多くのトピックスを扱うのだと裏表紙の内容説明にもある。当然、個々の説明は短い(正味250ページ弱の本であるし)が確かにいろいろ載っていて、詳しい事典に近い。
 ただ”ノンパラメトリック統計学のすべて”と言っても、いわゆるノンパラメトリック検定(Mann-WhitneyのU検定とかKendallの順位相関係数とか)はほとんど出てこない(isotonic regressionが少し出てくるくらいだろうか)。前書きでも、そういう内容は含んでいないことと大標本に偏っていることをことわっている。その偏り(?)は序章の次には経験分布関数が出てくることからもうかがえる。その他、ジャックナイフとブートストラップ、密度推定(個体数の推定ではなくカーネルとかの方)、ノンパラメトリック回帰、ウェーブレットなどが扱われている。私がこの本を見たのも、many Normal mean problemが載っているらしかったからである(「これがノンパラメトリックスの本に載っているのか」とやや不思議に思った)。

著者 L.Wasserman
書名 All of Nonparametric Statistics
出版社 Springer
ISBN 0-387-25145-6
出版年 2006

同じ著者、同じ出版社によるAll of Statisticsという本もある。

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2006.11.23

[香椎・千早]小学校密集地帯

 千早から香椎の南の方にかけての一帯には、小学校がたくさんある。私の住んでいる場所からほど近くに千早小学校があるが、直線距離で300mあまり(敷地の近いところ同士)のところに香陵小学校がある。香陵小学校からやはり直線距離で300mあまりのところに千早西小学校がある。千早小学校と千早西小学校も直線距離で400mあまりである。そして、千早西小学校から直線距離で200mあまりのところに香椎浜小学校がある。場所を説明するとき、学校の隣とか小学校のところをまがってとか言うとまちがいのもとだったことが何回かある。
 もちろん福岡市や東区で一般的に小学校同士の距離が近いわけではない。九大箱崎キャンパスに一番近いのは東箱崎小学校であろうが、その近くの小学校はというと、箱崎小学校も松島小学校も1km以上離れている(名島小学校はもっと離れている)。

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2006.11.20

[その他]個体群生態学会研究集会終わる

 週末(18,19日)は、九大で個体群生態学会の研究集会があった。企画・運営とも若手によるということで、私は年をくっていないとできない、特別下働きのような仕事をした。今日は、研究集会に来た大学院生の方3名によるセミナー+懇親会で、金曜日からの宴会暮らし(懐著しく寒し)も終了である。全体としてよかったと思う。私自身はいくつか新しい思い付きが得られて、有意義だった。みなさんごくろうさまでした。まだ明日片付けの残りがありますが。

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2006.11.17

[その他]明日から個体群生態学会研究集会

 明日18日と19日は九大(箱崎地区理系キャンパス)で、個体群生態学会の研究集会である。準備作業を考えるともう始まっているようなものではある。
 10月、11月の破壊的スケジュール(10月の初めなどもうはるか昔のようだ)の中でも、浮かんできた(というよりもにじみ出てきた)いくつかのアイデアについて話せるといいのだが。それにしても、NFLも見られない、写真も撮りにいけない、本を読んでごろごろしながら家を片付ける日もない、そのくせカバーしきれていない仕事で迷惑をかけている部分もあるのだから、”疲弊の時代”である。そのままにすると効率は低下する一方なので、少しはがばっと休む(気分だけでも)ことにしよう。”疲弊の時代”の影には、”阿諛の時代”も忍び寄ってきていると思っているので、書こうとしているのだがこれもなかなか時間がない。

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2006.11.11

[その他]NBA開幕

 NBAが開幕して、開幕戦でシカゴが何とマイアミに40点以上も差をつけて勝ったそうだ。だが、ゲームを見るひまがない。

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2006.11.08

[香椎・千早]土井駅

 香椎駅からJR宇美線で3つめの土井駅は、新幹線が駅の真上を通っている。新幹線の方に駅があるわけでもないし、並行して走っている在来線(たとえば、東海道本線と東海道新幹線)の駅というわけでもない。新幹線が高架で駅のごく近くを通っている駅は、たとえば、下神明(東急)など少なくないだろうが、土井駅は真上である。以前、東海道新幹線によく乗っていたときの記憶では、新横浜と小田原のあいだにも1箇所、新幹線が駅の上を通っているところがあったと思うのだが、土井駅はそれよりも駅の真ん中に近いところを通っているような気がする。逆のパターン(新幹線が他の駅の下を通っている)は、御嶽山駅(東急)があるし、たぶん小田急線(やはり新横浜と小田原のあいだ)にもあった。
 京都から東はここのところ乗ったことが無いので、記憶ちがいもあるだろうが。

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2006.11.05

[大学]助教の任期制・続

 大学の教員組織変更つまり助教と新・助手、准教授の新設(助教授と現在の助手は無くなる)まで半年を切っている。国大協が加盟大学向けのQ&A(正確に言えば、ときどき出てくる”未定稿”である)を作り、配っているようで、こちらで見ることができる(新首都圏ネットワークのサイト)。『学校教育法の改正に伴う共通的主要事項についてのQ&A』という名前だが、かなりわかりにくい。助教の任期制導入に、いま助手であってこれから助教になる本人の同意が必要かどうか(任期制法では同意が必要)など、最初を読むと同意が必要とあるのだが、次第に同意はなくてもいいという意味かと思えてくる。すっきりわかるQ&Aとは言いがたいが、任期をつけることと裁量労働制が好きらしいことはひしひしと伝わってきた。『冴えない質問と珍奇な回答』という題名の、このQ&Aを批判した評論も発表されている。確かに加盟大学とのQ&Aにしては不思議なQがいくつもある。
 なお、大学の教員組織変更といえば、よく引用される、中央教育審議会の大学分科会の『大学の教員組織の在り方について<審議のまとめ>』はこちらで見ることができる。
 九大では、任期付きに同意しない人などは、”准助教”というものを作って、それにする、というのが当局案とのことである(九大の組合のサイト)。

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2006.11.04

[九大]暗転

 続いてオフィス(大学)でのトイレの話題である。ここのところ、センサーで照明のスイッチが入るというのがあちこちに採用されている。トイレの灯りも、人が入るとついてしばらく(数分のことが多い)して消えたり、「点灯」「自動(人が入ると点灯し数分後に消灯」「消灯」という3つから選ぶようなスイッチになっていることが多い。後者のようなスイッチ設置直後はとくになにも無かったのだが、しばらくして、昼は消灯に夜は自動にせよ、という貼り紙がされていた。さらに、少し前からはビニールテープで自動に固定してあるのをよく見かける。
 夜、個室を使うとき、この自動=人が入ると点灯し数分後に消灯、はなかなかの恐怖である。ほとんど(私が経験した場所ではすべて)の場合、人がいるかどうか検出するセンサーは個室の中の人には反応しないのである(私以外の人なら反応する、ということではありません)。そこで、自動になっていると、個室内で長引いた場合(5分程度でアウトのようである)、急に真っ暗になるー溶暗ではなく一気に。個室内の作業は意外に視覚依存の部分が多く、暗黒下ではなかなか困難である。覚悟を決めてしばらくしているとかすかな光に目が慣れてくることもあるが、個室の壁のため、作業はやはり困難であることが多い。どうしたものかと進退窮まっているとき、人がトイレにやってきてあかりがつくと心に深い感謝が湧き上がってくる。このようなときに個室の中から声がしても、それは感謝の意味であろう。
 なぜ、自動に固定するのか、を説明する仮説はいくつか考えられる。もっとも陳腐ですぐ棄却されそうなのは、夜は大学のトイレを使わない人が固定したというものだろう。仮説にリアリティーはないーそんな想像力の少ない人はおよそ想像できないからである。トイレの使用時間を短くして職員(広義)の勤務効率向上を、と考えているのかもしれない。だが、職場の衛生的環境維持にはもろに抵触しそうだし、職員の健康維持と最近くだり気味の士気(全般的疲弊の時代には、一見些細なことで士気はがくんとさらに低下する)を考えればむしろマイナスである。また、暗黒下での作業ミスによるペーパーの使用量増加(これはまだ軽微なほう)などに伴うコスト増加とさらなる士気の低下も見逃せない。やはり、たまたま誰かがやってきてあかりが点灯したときの感謝の気持ちを夜働いている職員に味わってほしい、という意図か。
 さて、わたしが思いついたのではないが、自衛策としては、懐中電灯をもっていく、というのもある。しかし、懐中電灯で明るくなる範囲は意外に狭く、また、片手が使えなくなるのもいたい。小さいマグライトのようなものなら、口でくわえるという手もあるが、トイレに懐中電灯を持っていってそれを口にくわえるというのもきれいとは言いがたい印象がある。

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2006.11.03

[九大]トイレからの声

 大学では、トイレの個室から声がすることが、その他の場所よりも多い気がする。たいていは、いかにもひとりごとといった風なつぶやきであり、研究・教育・それ以外の用事(いわゆる雑用)に関するもので、その人物の直面する問題が想像されるようなものである。ときに、個室内の人物が誰なのか、だいたいわかってしまう(とこちらは思う)こともある。”闇からの声”であるときがたまにあり、怖いがすぐに事情が了解されて安堵にいたる(個室内に人がいるのに[?]、消灯されてしまった)ことがある。
 個室からの声が大きい(シャウト、という感じ)と、恐怖やそれに似た感情を引き起こすことが多いのだろう。なぜか、すぐにそのトイレを出て別のトイレに移動することがー私に限らずー多いようだ。
 プレイバック実験(音を聞かせて動物の反応を調べる)を扱った研究の発表を聞いていると、トイレからの声も実は誰かのプレイバック実験で、教職員や院生などの反応を調べているのではないか、と思うことがときどきある(とくに、大きな声を聞いたとき)。

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