[その他]データと格闘
ここのところ動物の行動の長期にわたるデータの整理(分析するプログラムの本体はできていたので、「整理」という感じである)ばかりしていた。1日14時間くらいこればかりしていると、時間経過の感覚は失われる。バルザックではないが、コンピューター前にどれだけの時間、体をしばりつけておけるかで作業の進行はほぼ決まるので、原稿を書いているときなどのように途中で本を読んで、というようなことはない。
私が今回した作業は、MS-Excelのファイルになったものを分析用のプログラム(これは自作)にまちがいなく入れ、あとはプログラムを走らせるだけなのだが、データの量がかなり・・・あり、プログラムを書いたとき予想もしていないデータのパターンに出会ったりするので、きつい仕事だった。疲れてきたところで、よく考えずに、『ああ、ここはこう直せばOKだ』とかいいながらプログラムのソ-スを書き換えると実はそれはまちがいだったということはよくあるので、説明を書いているととんでもない処理をしようとしていることに気づく午後といったひとときは気分最低である。
MS-Excelを長時間使う自分というのもおかしな感じだったが、”仕方がない”とVisualBASICでEXCEL用のマクロめいたものを書いている自分というのもレトロな感じだった。長い作業の末、今回は分析しようと思っていたことは終えることができ、バックアップを取って結果を共同研究者に送る準備をし、直ちに7時間ほど熟睡した(バックアップをとらずに寝て困ったことがある)。
私の作業も(自動化されない部分はかなりあるし)楽ではなかったが、コンピューター用のファイルの状態まで持ってきた共同研究者(というか親分)のMさんのところでの作業はそれよりもまだだいぶすごい作業だったはずである。こういう作業は、どうも”高い峰”とかにたとえる気がしない。
しかし、[こういう仕事に強そうな]院生のYさんを”おさえて”アルバイトで一部の作業(私がする他の作業とだいぶちがうので、他のをやりながらこれをしているとよくまちがえる)をしてもらわなかったら、終わらなかった、ような、気が、する。明日からは別の仕事である。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

最近のコメント