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2005.06.07

[統計]計算機の速さ

 30年前に多くの大学院生や大学生(いわゆる理系)が普通に持っている計算機の能力はおそろしいほど低く、計算には忘れたいくらい時間がかかった。まだ、ときどき(お金の計算に)使う関数電卓(死語か?)は、統計計算もできますというふれこみなのだが、平均、分散、標準偏差などが求められるだけで、データに順位をつけることはできない。平均と分散(ということは標準偏差も)を計算するには、データの合計、データの二乗の合計、データの個数という3つの記憶場所(変数)があればよい。2つの量の間の相関でも5つあればよい。ところが順位をつけるときには、そうはいかない。ノンパラメトリック検定が普通になりだしたのはおそらく、”パソコン”(パーコンと略されないのが不思議)の普及があってこそだろう。
 尤度を扱うと非線形の最大化のための繰り返し計算(聞きにいった工学系の授業で最急降下とケージングを知ったときはそんなこともわかっているのかと感心した)はつきものだが、データを記憶しておかないと計算できないから、30年前くらいだとほとんどの人にとって日常的に手の届くところにある計算力では無理だった。

 多くの人が使える計算機の速さはまるで”全能の舞台監督”のように、”普通に使われる統計的方法”を変えてきた。数十のサンプルサイズの単純なランダマイゼーション検定を、計算量が大きいからできない、と本に書いてあったりしたのはそんなに昔のことではない。パラメトリック・ブートストラップをいま別のパソコンがやっているが、さらにはある状況でパラメトリック・ブ-トストラップがうまく機能するかどうかをシミュレーションで調べること、などはちょっと前までは、単なる夢だった。


 それにしても、他のサイトはとくに遅くはないのに、このココログのサイトは遅い。
ログイン画面が出るのに2分
ログインして自分のところが表示されるまで4分
保存をクリックして、”反映中”が出るのに約2分
そして”反映中”は5分たっても終わらずに、
そのままになってしまった。
といつにもまして遅い。
いつもは、その半分くらいなので今日はひどい。

こうなると、このサイトでは、いったんブラウザーをとめて、再度試してもまず無駄である。

 ちゃんと書き換えられた状態で保存されているのか、非常に不安だ。検索をかけてみると、ココログは遅いそうで、ココログを使っているのはボケ、というようなページがいろいあることがわかる(googleの速さーとくにいつもと変わらないのだがーが爽快)。

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