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2005.05.27

[学会]学会での企画ー人形劇の場合

 昨冬(もう半年経ったことになる)、学会の大会をお世話したとき[と一見えらそうに書いているが、私はお世話した人々の一人である、という意味]、いろいろ企画を考えたが、いずれもシンポジウムみたいなもので、内容以外は変わったものではない。
 私は、他の人に比べて、学会での変わった企画のアイデアを口走ったときに、実行確率を高く見積もっていただいているようだ。おそらく、15年ほど前に、私がよく参加する学会の中では大きめの学会で人形劇をやったことがその原因だろう。いわゆる学会のえらい人の人形が登場する人形劇だった。まだ、今の職場に転勤してくる前だ。
 発端は、泊りがけの研究会の夜、酒を飲みながら、人形劇なんて面白いんだと言ったことだった。「●●は面白いんだけどいつも言うだけ」といわれて(●●は私の姓が入る)引っ込みがつかなくなり(中略)やることになった。実際やってみると、学会に出かけるときの気分がちがう。適当な形容のことばを思いつかないのだが、”すがすがしい緊張感”というと多少近い。学会の風景がちがって見え、こんなに多くの人が自分を知っていたのかと思うことは請け合いである。準備のとき、たとえば、観客(参加者のこと)に配るパンフレットを作っているときなどのわくわくとしか言いようの無い気分は、自分が普段は学会に慣れてどうも気分が盛り上がっていないことを痛感させるものだった。
 シンポジウムで話す前などに、”ここまで言っていいのだろうか”といったことを考えることがあるだろう。人形劇をしたことは、そういう不安やためらいや恐怖の源を速く見定めるのにも、その後役立っている気がする。
 やる前にいろいろ考えたので、とくに”やってしまった・・・”というような気持になったことはないのだが、その後、人形たちの出番があまりないのが残念だ。
 ちなみに、この人形劇は、その学会で系統樹作成ソフト(人形劇では研究者の系統関係用にMacCladeを使った)を使った発表としてはかなり早い時期のものである。

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